神奈川県高校総合体育大会 決勝 vs 日大藤沢
決勝の相手は、直前の関東大会で優勝し、絶好調の日大藤沢。小雨が降ったりやんだりするあいにくの天気ではあったが、会場の横須賀リーフスタジアムは、スタンドもグランド周囲も大勢の観客で埋め尽くされた。試合開始前から、桐光応援団が、何倍もの人数を擁する日大藤沢応援団に負けない気合の入った応援で、会場を盛り上げる。
ゲーム序盤から、日大藤沢はFW9にロングボールを集めて基点を作ろうとするが、桐光の最終ラインが体を張ったディフェンスで攻撃を阻止する展開ですすむ。前半18分、7イサカからパスを受けた9小川がキーパーの逆をついてゴール左へ先制点。続いて前半27分、ペナルティエリア付近でフリーキックを得ると、9小川がゴール左隅を狙い、ポストに弾かれるが、つめていた11桑原が冷静にゴールし2-0で前半を終える。後半は、危ないシーンもあったが、GK指崎の好セーブもあり得点を与えることなく2-0で勝利した。
8月2日から兵庫県で開催される平成27年度全国高等学校総合体育大会に、神奈川県第一代表として出場する。
reported by T.A.
2015年6月23日 火曜日
高校総体神奈川県予選準決勝 vs 市立東
昨日からの雨も上がり、ここ相模原ギオンスタジアムには初夏の陽射しが降りそそいでいる。10:00 市立東ボールでキックオフ
1分 PA外ゴール正面で相手フリーキック。ゴール左上に決められる。0-1
3分 鳥海→桑原(孝)→タビナスのセンタリングにイサカ飛び込むも惜しくもゴールならず 6分 タビナスのセンタリングに鳥海が頭で合わせるもゴール上。先制点を決められたものの徐々に攻めのリズムが出てきた。
13分 左サイドを小川がドリブルで突破、シュートを打つもGKがセーブ。ゴールならず。
17分 鳥海→小川→鳥海。最後は鳥海のシュートもGK正面。
22分 初めてのCK。鳥海がこぼれ球を積極的にシュートもゴール左。惜しい。30分 相手に押し込まれる場面が続くも三觜、安部が落ち着いて跳ね返す。
再三チャンスを作るもののゴールラインを割れず前半終了。0-1
桐光ボールで後半開始。
ロングボールで前線にボールを集めるもののシュートまで持ち込めない展開が続く。
48分 押し込まれる時間が続き相手のパス交換からスペースがうまれ、相手のシュートがゴールに吸い込まれる。がオフサイドの判定。スコア動かず。 53分 イサカからの絶妙なパスを小川が受け 相手二人ともみ合いながらも抜け出しGKと1対1を冷静に決める。早い時間に追いつき1-1。
59分 怒濤の攻めが続く桐光。イサカが相手を振り切りセンタリング、そこに飛び込んできたのが桑原(孝)。ドンピシャのタイミングで勝ち越しヘッド。遂に逆転。流れは完全に桐光に。
61分 安田のCKを今度はイサカがヘッドで追加点。3-1。
64分 タビナスのセンタリングに小川が合わせるも惜しくもゴール右。桐光の落ち着き、東の焦り。プレーの質が明らかに変わってきた。
71分 苦しまぎれのキックが多くなってきた相手に試合をコントロールし始めた桐光。攻めにリズムが出てきた。
72分 途中交代の曽木がドリブルで相手を切り裂き、最後は走り込んできた小川へパス。小川ダメ押しの4点目。4-1。
76分 安田→小川→佐藤への可憐なパス交換でゴールに襲いかかる。シュートを打つもGKのファインセーブに阻まれる。
試合終了 4-1
歓喜の瞬間! 3年ぶりの全国インターハイ出場決定。気を引き締めて明日も勝って神奈川No1.無敗での全国へ駒を進めよう!
reported by Y. K.
2015年6月18日 木曜日
高校総体神奈川県予選準々決勝 vs 藤沢清流
朝方までの雨も上がり爽やかな風が吹き抜ける中、迎えるインターハイ予選の準々決勝、対戦相手は昨年の雪辱を果たしたい県立藤沢清流高校。去年と同じ会場そして準々決勝の舞台に桐光も気合十分で臨む。ゲームは前半から押しぎみの桐光だが惜しいシュートを放つも相手守備陣に阻まれ0-0で折り返す。
後半早々危ない場面もあったが、桐光優位にゲームが進む。なかなか得点に繋がらずにいたが、49分、9小川が待望のゴールを決める。この得点を期に攻撃の手を休めることなく攻める桐光だが、藤沢清流も隙をついては反撃してくる中、73分、途中起用された25田中(雄)が相手キーパーのはじき球を冷静に決め、追加点をもたらす。これで決まりかと思われたが、ロスタイム、ゴール前で相手にフリーキックを与えてしまい、これを決められてしまったが試合はこのままタイムアウト2-1で逃げ切り昨年の借りを返した一戦となった。
【準決勝試合予定】
6月20日(土)
10:00ko
相模原ギオンスタジアム
vs横浜市立東高校
reported by T.S.
2015年6月18日 木曜日
高校総体神奈川県予選二回戦 vs 座間高校
試合前に雨のぱらついた梅雨空の二回戦。仲間たちの力強い応援の歌声が絶え間なく響く。第一シードの桐光にとっては初戦。何としてでも先制点をうばい一気に攻め込みたいところだが、座間はあたりが厳しいDF陣が揃っており、前半は一進一退。運動量豊富にイサカ・安田・鳥海らは、ドリブル、前線にパスを繰り出し、何度かフリーキックのチャンスを得るも、なかなかネットをゆらすまでにはいたらない。
後半15分過ぎ、曽木が入り、薄日がさして蒸し暑さの増したピッチの空気が変わった。パスまわしのスピードが上がる。小林→桑原(孝)→佐藤(海)のクロス、小川が胸でおしこむが、惜しくもゴールポストにきらわれる。相手選手と激しくぶつかった桑原(遥)に代わり佐藤(太)が投入される。細かくパスをつないで曽木・桑原(孝)が果敢にゴールをねらう。 イサカの放ったシュートは、相手GKのナイスセーブにはばまれ得点ならず、試合は延長戦へ。後半、田中(雄)を起用したが、両者ともに一歩も譲らず、0-0のまま、ついに決着はPK戦となった。
守護神GK指崎は終始落ち着いていた。リードを許して迎えた座間の3人目を止め、桐光はまた流れをとりもどす。サドンデスにもつれこんだ座間の6人目。張りつめた静寂の中、指崎の体は左に跳び、見事ボールをはじき出した。常に周りから注目される桐光であるが、大きなプレッシャーを背負いながらも、難しい初戦を制し、準々決勝へ勝ち上がった。
reported by M.N.